2009.10.24

英国大学院留学生のロンドン報告

佐々木インターナショナルアカデミーの皆さんお元気ですか? 正式に大学院に入ってから約1カ月が経ち、ようやくこちらでの生活や授業にも少しですが慣れてまいりました。少しですが、最近の生活についてご報告したく、メールいたしました。

日々、ひたすら膨大な量のリーディングに向き合い、毎日が時間との戦いです。私が属する大学院の専攻部門(Marketing)では主要な授業が一学期に対して4科目、それぞれ2時間、そして各授業に、毎週1時間ずつのゼミがついています。その上、毎週4時間(2時間×2コマ)留学生は、語学の授業が受けられます。私は、ライティングの授業とプレゼンの授業をとりました。

以前、先生にもご指摘いただきましたが、ライティングの授業で大きく取り扱われているのがPlagiarism対策です。規定も事細かく、大変厳しいので、夏の入学準備講座しかり、今のライティング講座しかり、授業の大部分で、どのようにReferenceを書くか、Plagiarismと判断されない為の許容範囲はどこまでなのかといった内容が扱われています。

ビジネスコースのクラスメイトは留学生が大部分を占め、中国人やインド人が最も多く、トルコ、アメリカ、ロシア・カザフスタン人の留学生も多くいます。International Marketingの授業の際には、『私の国では・・・・』といった多様な意見が多く、非常に刺激的です。因みによく発言するのはインド人です。ベトナム人のクラスメイトは勤勉で、中国人のクラスメイトも友好的で、ロシア人のクラスメイトは大変親切です。

私は他の学生より、喋ることに関して大変劣るため、ゼミ内での発言機会を得ることに対して、大変ネガティヴになっていましたが、最近小さな発見がありました。とても簡単な解決策だったのですが、それは『たくさんリーディングをこなし、できるだけしっかりと準備する』ことでした。ゼミにおいて、議論が行き詰った時、必ず発言できる機会が訪れます。そのような場合、下手な英語や下手な説明でも、みんなはしっかり理解しようとしてくれるようです。

まだまだ、恥ずかしながらやっと授業についていっている状態ですが、毎日、時間や課題に追われながらも大変楽しく過ごしています。最近は少し読むスピードも速くなった気がします。そして何といっても、ロンドンでマーケティングの勉強ができることに関して、大変嬉しく思っています。

ロンドンという町にも、とても魅力を感じています。数多くの博物館、美術館があり、中にはブランド・広告歴史博物館、シティには銀行やお金にまつわる博物館まであります。また、余裕がでてきたら、この1年間少しでも足を運びたいと思います。

ちなみに、純粋なイギリス人の中には、日本に興味を持っている人が多くいるようです。日本から来たというと、非常に興味を示してくれ、いろいろ質問されます。8月終わりの選挙戦についても、選挙の始まる数日前から、FINANCIAL TIMESは紙面を大きく割いて特集記事を組んでいました。準備コースでプレゼンを行った際、私はLDP、DPJの違いと『Iron−Triangle』について講演しました。準備コースの先生に大変良いトピックだと褒められ、他の生徒からもたくさん質問をもらい好評でした。これも、佐々木先生の『自分の強みで勝負せよ』という教えのおかげです。ありがとうございました。

こちらは寒くなってまいりましたが、先生はお元気でいらっしゃいますか。また、出来れば写真などもつけて改めてご報告を送りたいと思います。今日はここで失礼いたします。

HN from London



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