2011.03.11

名古屋商工会議所 那古野2010年10月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

名古屋商工会議所 那古野2010年10月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

SIAの佐々木です。以下、110311-SIA情報、SIAによる名古屋市議選予測を公開します。

SIAでは語学教育を初め、世界情勢、各国情勢、日本の国内情勢について日頃より人材教育、企業支援のために情報収集、分析、マーケティング分析、資料作成も行っています。

その一貫として名古屋市議選についても分析を進めました。このデータは本日3月11日に送付済みの物ですが公開します。

SIA評論講読者各位:
SIA世論調査協力者各位:

110311-SIA情報:名古屋市議選「3月13日投票」世論調査報告
調査、集計実施日20111年3月8-11日

お早う御座いますSIAの佐々木です。アンケート回答を戴いた方々に昨晩途中経過を速報しましたが、更に分析を進め、世論調査協力者、及びSIA評論定期講読者に速報します。添付しましたのは既に受信済みと思いますがお約束の110306-SIA評論です。今回の調査は3時過ぎメールで一般公開予定です。以下ご報告です。

SIA情報:名古屋市議選「3月4日告示、3月13日投票」世論調査報告
調査、集計実施日20111年3月8-11日

調査方法と対象
SIAのメール送付先(4桁)にメールで質問書を送付。その回答を、SIAでの日頃の世論調査データ蓄積に基づく統計的バイアス(ゆがみ)を修正し、纏めました。

質問内容:(以下表示)
質問書は予測精度を高めるため論理的な整合性を考慮し作成。

回答者の回答状況(内容、及び意見の多様性)
回答者のアンケート報告は大変示唆に富み、長文の意見、コメントも多数ありました。多様な示唆に富む意見に満ちているため、回答者の個人名は伏せ、その意見の一部を引用し発表する事も検討中です。

3月11日時点名古屋市会議員選挙情報(マスメディア情報引用)
16区(各区2-7名)、計定数75名。立候補者は前職59人、元職3人、新人76人。党派別では民主27人(解散前27人)、自民24人(23人)、公明12人(14人)、共産16人(8人)、減税日本41人(1人)、みんなの党8人、無所属10人。無所属には減税日本の公認を得られなったもいる。

市選挙管理委員会発表の9日現在の期日前投票者数は、前回4年前の市議選の2.1倍と大幅に伸びている。市選管では歴史上二番目に低い投票率であった前回市議選投票率39,7%を超え24年ぶりに50%超えを期待。


SIA世論調査に基づく分析結果要約

1.既存政党市会議員に対する不信感、不満は相当に根深い。

2.市議会リコール運動に賛成しなかった人々の間でも前職市会議員に対する批判が多く、「減税日本」へ投票するとの意向を示す人々がいる。

3. 河村市長に対する積極的支持者、及びここまで来たら一度は徹底的にやらせて見た方が良いとの消極的支持者も含めると大半の意見は、前職市会議員批判、河村市長支持。

4. 河村市長を支持するが、減税日本の候補者の資質、及び市長と議会のチェック・アンド・バランスから河村市長を支持しつつも減税日本候補者への投票に迷っている有権者もある一定割合存在する。

5. 上記の結果、民主、自民党候補者の不利は否めず、両党は壊滅的議席減となる可能性が高い。しかし、減税日本候補者と民主、自民候補者間で票が分散する結果、固定的な基礎票を持つ公明党、共産党は前回よりも得票を減らしつつも意外な健闘を示す可能性が高い。しかし、得票率が大幅に上がると予想され、組織票に依存する公明、共産両党にはマイナス面もあり、特に共産党は前回名古屋市議選で民主や自民に対する批判票をどれだけ集めていたか不明なため、明確な予測は出来ない。

減税日本、民主、自民の各党内の票割がどれだけ上手く行くかも公明、共産、みんなの党の議席数に大きく影響するが、今回は減税日本、民主、自民の各陣営共に他候補者を省みるゆとりは無く乱戦状態にあるので、これまでの経験則が成り立たない。

6. 今回の市議選の結果は、民主の敗北となり菅政権にとって新たな打撃となるとの見方が大方の意見と見なされているが、自民党の敗北度合いによっては両党とも厭戦気分が高まり、逆に国会解散を避ける事態が生れるかもしれない。(こういう事態は減税日本が大勝を納め、公明、共産、みんなの党が躍進する場合に生れる異常事態。ただし、自民党は国会での菅政権追及を表向き引っ込める事が出来ず、又現時点での民主、自民の連立、政党再編にも大義が無く、混迷を向かえる事態が起こり得る。)

7.当選者が「減税日本28-37名、民主+自民で18-27名、公明+共産で14-22名、その他2名前後 計75名」という事態となった場合、特に自民党が大幅に議席を減らし、名古屋市議会内で第3党、4党といった事態となった場合、上記6で述べた事態は多いに可能性のあるシナリオである。

8.3月14日以降、どういった事態が名古屋市議会、名古屋市政で展開されるかについてのSIA評論講読ご希望の方はSIAまで連絡下さい、。


(下記内容で3月8日19時20分よりアンケート依頼送信開始)
SIA世論アンケート調査協力のお願い:名古屋市議選3月4日告示、3月13日投票。以下ホームページ上での掲示は省略
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さて、今回の予測とその後の展開については3月13日夜より判明します。

佐々木 賢治
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