2011.12.19

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

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111219-SIA情報 北朝鮮:金正日氏死亡
参考情報2011年12月18日号SIA評論

SIAの佐々木です。SIA評論購読者に送付しています12月18日号:111218-SIA評論を、公共性を考慮し一部公開します。講読希望の方は佐々木まで連絡下さい。

北朝鮮関係部分は次の通り。

「今後の米国の世界戦略がどうなるか、固唾を呑んで見守っているのが北朝鮮、中国である。世界一の経済大国、軍事大国とは言え二正面軍事作戦を行える状況には無い。このため、北朝鮮はイラク、アフガニスタンの動きを見つつ対米外交を行なって来た。

しかしもはやそれは許されない状況と成って来た。このため2012年、13年に掛け急激な変化が北朝鮮に起こる可能性がある。六カ国協議その他で、北朝鮮が大幅な譲歩を行うには限界がある。米国や韓国、日本が求める条件、理想的条件は当然の事ながら北朝鮮の民主化である。これは、北朝鮮の金体制の崩壊となるので、飲めない。何処に妥協点を求めるか?これまでの60年を超える独裁政権下に苦しんだ積年の矛盾、人民の恨みを考慮すると金正日、正恩、並びに現政府高官の安全を保証しつつ体制変革を行う事は至難の業である。」


以下、その内容です。
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111218-SIA評論「新年に思う」

2011年一年は世界に目をやれば中東の民主化の動き、ユーロ問題、国内に目を転じれば3月11日の東日本震災、その後の福島原発問題。

この二つの動きが、どういった影響を今後世界に齎し、日本に齎すか? この二つの動きに隠れているが進行している大きな変化の予兆はあるのか否か? 

2011年に顕在化した動きから先ずは見て行く。

中東民主化の動きは何処まで波及するのか? ロシアにも民主化の動きが生れている。ミヤンマーで政府自ら民主化の動きを加速している。

今ひとつの動きは、米国のイラク撤退である。この動きはオバマ大統領の4年前2008年の大統領選挙公約であり、就任後の一貫した政策である。しかし、必ずしも公約どおり撤退が可能、進むと考えていた人は多くは無かったと思われる。しかし実現となった。

当然の関心事はイラクの今後と、アフガニスタンの今後である。次に生れる事態、米国撤退後の米軍の配置、今後の戦略対応である。その主力はアジアに注がれる。今後の米国の世界戦略がどうなるか、固唾を呑んで見守っているのが北朝鮮、中国である。世界一の経済大国、軍事大国とは言え二正面軍事作戦を行える状況には無い。このため、北朝鮮はイラク、アフガニスタンの動きを見つつ対米外交を行なって来た。

しかしもはやそれは許されない状況と成って来た。このため2012年、13年に掛け急激な変化が北朝鮮に起こる可能性がある。六カ国協議その他で、北朝鮮が大幅な譲歩を行うには限界がある。米国や韓国、日本が求める条件、理想的条件は当然の事ながら北朝鮮の民主化である。これは、北朝鮮の金体制の崩壊となるので、飲めない。何処に妥協点を求めるか?これまでの60年を超える独裁政権下に苦しんだ積年の矛盾、人民の恨みを考慮すると金正日、正恩、並びに現政府高官の安全を保証しつつ体制変革を行う事は至難の業である。

米国のこの50年の歴史を見ると、世界各国が平和を享受する中での米国単独、あるいは米国主体の軍事行動は、米国経済にとって余りにも負担が重過ぎる。ソビエトのアフガニスタン侵攻(1979-1989年)の例にもある様に、対外戦争、軍事侵攻の経済的コストは余りに甚大である。

米国のアフガニスタン軍事介入、アフガニスタン紛争(2001年-)も既に10年を超えている。今後どういった展開となるか今ひとつ不明であるが、イラクの安定化、中東の民主化の動きとアフガニスタンの安定化には関連性が高い可能性がある。

この様に見て行くと、現在進行中の中東、イラク、アフガニスタンの動きは世界に波及する可能性が高い長期的な民主化の動きとして日本も含め米国、西欧社会では見る事になる。

同様な民主化の動きが中国を訪れるには幾つかの諸条件が必要である。一層の教育の浸透と今一層の経済成長。一見矛盾するが、現政府の施政権下での経済成長と教育の普及が中国の国民意識を高め、国民の民主化を求める声が高まり、共産党一党独裁の現在の政治体制の崩壊に至る。その時期について、その形態について真剣な検討を要する時期に入ったと見ている。(111218:佐々木賢治)
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佐々木 賢治
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