2011.06.02

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

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110601-SIA評論:小沢一郎、なぜ政治家は権力闘争に走るか?寄稿 宇田司郎

SIAの佐々木です。今夕、自公両党が内閣不信決議案提出の報を受け、SIA評論の定期寄稿者宇田司郎氏より、記事「110601-SIA評論:小沢一郎、なぜ政治家は権力闘争に走るか?」が届きました。民間企業が、こういった政争、派閥争いに終始していれば、カネボウ、JAL同様、倒産は間違いなく、かっての日産自動車の停滞も企業内の派閥争いにあったと言われます。3月11日以降の日本の状況、及びその寄稿記事内容を判断し、SIA評論会員以外にも公開することに致します。ご意見がありましたらSIAへお寄せ下さい。

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110601-SIA評論:小沢一郎、なぜ政治家は権力闘争に走るか?
寄稿 宇田司郎


本日、6月1日夕刻自民、公明両党は衆院に内閣不信任決議案を共同提出する予定である。大義名分は「東日本大震災の復旧・復興の遅れや東京電力福島第1原発事故での不手際」をその理由としている。

しかし、何処をどう直すという具体案は見えて来ない。小沢一郎氏は相変わらず、公約遵守を錦の御旗に倒閣に動いている。5月31日にはムーディーズの日本国債格付引下げ検討を公表したこの厳しい日本の財政事情の中、公約遵守を叫んでいる。

理念無き政争:大義と民主主義
自民、公明両党も小沢一郎氏グループの協力なくしては内閣不信任決議案可決できない事は百も承知。小沢氏の主張する2年前の衆議院選挙公約遵守は、自公両党の政策と相容れない事は小沢グループ、自公両党関係者はお互いにこれまた百も承知。こういった事実を冷静に積み上げて行くと内閣不信任決議案を仕掛け同調するグループが百も承知の事例が少なくとも後6つはあり、それを総合すると「嘘八百」となるのではと思わず苦笑せざるを得ない。私も、既に40年に渡り、様々なペンネームでもいろいろと文を公にして来た人間であるが、これ程の田舎芝居を見た事は無い。結論が明らかで議論が出来ない。

自公両党は、不信任案が否決されれば、菅内閣を支持するのか? 少なくともしばらくは菅内閣に思いのまま自由に「東日本大震災の復旧・復興、東京電力福島第1原発事故処理」を推進させるしかない。
片や、小沢氏。なぜここまで焦るのか?これまで、3月11日以降マスメディアで伝えられるその発言を見ても色々な形で菅内閣の施策遂行を妨害して来た事は明らかであるので、一部の国民が不愉快な思いを募らせている小沢氏。その他、筆者などに内々に届く小沢氏周辺関係者経由伝わる各種情報から類推しても自らの政治生命に対する危機感のみがあり、国、国民への思いは感じられない。

その小沢氏と自公は裏で連携していると思われる。しかし、福田、小沢会談(2007年10月30日、11月2日の福田首相(当時)と小沢一郎民主党代表による自民、民主の連立政権交渉、密約)の結果からも明らかな様に、小沢氏は自らが困窮すると密約に走る傾向のある政治家である。(筆者の110306-SIA評論:名古屋市議選と日本政治(宇田司郎)を参考に願いたい。) この時も結果的に、その後の動きとしては、お互いに騙し合う様な結果となっている。

小沢氏は公約尊重を唱え、民主主義の衣を纏っているが、こういった国民不在の密約政治を果たして国民が許すのかというのが一つの疑問。果たして、真の信頼関係、政策的一致が小沢氏と自公両党に存在するのかが第二の疑問。お互いが権力を手中にせんとの策謀の結果であるとすれば、どの時点でお互いが相手を切り捨てるのかが第三の疑問。小沢氏は、いつも未熟な若手議員や二世議員、更には本来の政治姿勢とは相容れぬと思われる日教組を初めとする、左翼系、あるいは労働組合系議員を支持基盤としているが、なぜか?かって腹心とされる人々が次々と去って行くのはなぜか?実に疑問の尽きない政治家である。18年前1993年5月20日に小沢氏が出版した「日本改造計画」、そこで述べた理念と実際の彼の政治行動は似て非なるものである。自らの書なのか、何のためにこの本を世に出したのか?

なぜ政治家は権謀術数に走り、国家の危機を省みず、自らの権力のみを求めるのか?
理由は至極明快である。何も持たずして国家権力の予算、官僚機構を我が手に治め、政敵を手中の力を借りて抹殺する事すら可能だからである。ここが一般社会、ビジネス社会とは大いに異なる点である。それなりの自らの力(経済的合理性)と努力(犠牲)と貢献(反対給付)が無ければ、一般社会では誰一人、その存在を認められることは無い。ましてや長期に渡り自らの立場を維持する事は不可能である。資産家、あるいは資産家の無能な跡継ぎでも、その資産を浪費し尽くしてしまえばお払い箱である。しかし、劣悪なる政治制度の下では、政治権力そのものが、富と権力を自己増殖させ、国民に圧制を強いる事により長期政権を維持する多くの事例を我々は歴史上目撃している。現在日本の長期停滞の一因は二世三世議員の跋扈と族議員の権力マシンにある事は多くの識者、国民が指摘し感じる通りである。

果たして小沢という政治家には何処にその理念、目標があるのか? 長年調べ研究して来たが少なくとも筆者には見えない。調べれば調べるほどに、ただ賄賂の噂と公共工事に纏わる不正、飽くなき権力への執着心、又彼のその権力、豊富な資金力により支えられている一部政治家との関係のみがますます目に付いて来る不思議な政治家である。(宇田司郎筆2011年6月1日:編集発行人 佐々木賢治)
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2011.05.26

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110523-SIA評論「2011-2020年の世界と日本 第六回:福島原発事故とエネルギー」

SIAの佐々木です。本日5月26日午後4時のNHKニュースで最近国会でも取り上げられ物議を醸していた問題について「福島第一原発一号機への海水注入の中断は無かった」との東京電力の公式発表が報道されました。意図的にリークする人々がいるのか、混乱の中錯綜しているのか? 情報に振り回され、振り回しているマスメディア、政治家?

情報選択、分析の知性と精度が重要です。

参考に2011年5月23日号SIA評論「2011-2020年の世界と日本 第六回:福島原発事故とエネルギー」の前半を公開しますのでご覧下さい。この記事はSIA評論購読者には既に全文配布済みの記事の内の前半部分です。3月11日以降、皆さんに連絡しました通り東北地震津波、福島原発問題の重要性、公共性から公共サービスとして無料で一部記事を公開中です。講読希望(年会費6千円)の方はSIAまで連絡下さい。

110523-SIA評論「2011-2020年の世界と日本 第六回:福島原発事故とエネルギー」(前半:歴史に学べ、今必要な事! 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ)、(後半:エネルギー、生命の歴史! 危機に対処するには原理原則! )

3月11日の大震災以来、既に遠の昔に2ヶ月が過ぎ、人の噂も75日の節目を迎えようとしている。この間、福島第一原子力発電所問題は情報が錯綜、更に政治的思惑を含み飛交う情報や政府。東京電力の情報開示の遅れもあり混乱に拍車を掛けてきた。各関係者の各発言時期と内容を整理、一覧可能にしなければ事の真実が不明なだけでなく、政治家、マスメディア、“専門家”各氏の発言の信頼性を評価することすら困難な情況を呈している。一体誰を信頼したら良いのか?多くの国民が抱く実感である。

このため、3月の地震発生以来、特に先月述べて来た各論点を一部再整理し、引用しながら話を始める。先月(4月21日筆)の記事で「福島第一原子力発電所を巡る東京電力の対応、政界の迷走、職業政治家の目に余る水面下での足の引っ張り合いを多くの国民は苦々しい思いで見つめて来たと思う。」と述べたが、皆さんの現在の気持ちは如何か?

この2ヶ月の拙稿で、「地震発生、福島原発問題を過大評価することにより二大政党合併話まで飛び出した。大政翼賛会、翼賛選挙を髣髴させる動きである。」と指摘した時は同意戴けなかったも知れないが、今や多くの読者は「政党合併とは歴史を愚弄する動きである」との認識を共有戴けると思う。「一時的現象に惑わされるのは人の性」である。それを乗り越えるには知性と強い意志を持たざるを得ない。

「歴史に学べ! 今必要な事!」として「この程度の被害で「国難を叫ぶ」ようでは元々日本は滅ぶべき国」と述べた点を記憶戴いていれば、感謝したい。その中の一節を踏襲しつつ、敷衍して論を進める。

「今回の惨事の十倍、百倍を越える多くの不幸、国難を乗り越えて来た日本の国民性、人的資源、国力」を信頼すれば、「売り物の愛国心を振り翳して叫んでいるに過ぎない輩」を容易に識別できる。「日本の底力を信頼し自信を持って現実を冷静に見極め、再建、建設へ向けた施策を進める事」である。その主体となるべきは「イタズラな復興援助ではなく日本社会の活力、競争原理を生かした施策」である。しかし「今回の惨状をもたらした政治、社会の欠落」に目をつぶってはならない。「壊れた建物、堤防の決壊を初めとし、多くの人命を奪い被害を拡大させた諸施設、施策」を徹底的に洗い出し、「これまでの公共工事」の是非、再吟味をする事である。

この二ヵ月半、果たしてこういった努力は充分なされているのか? 国会討論、マスメディア(新聞、テレビ、週刊誌等)のニュース報道、及び報道姿勢を見ているとイササカ不安になる。しかし、マスメディアに登場し声高に主張する人々と黙々と地道な業務をこなして行く人々の落差も日本の社会の現実の一面であり、世界の現実である。某国大統領がサイレント・マジョリティーとも呼んだ、健全な大衆の声なき声を可能な限り代弁し、主張を続けて行くのも私の責任と思う。

今回の震災で大変な被害を受け、2万5千人前後の人命を失った。しかし、何時までも立ち竦むだけでなく、事態を冷静に見て行くことも指導者には必要である。「関東大震災では当時の人口の0.2%、10万5千人の人命を失った。今回の地震では0.02%の人命を失ったにすぎない。無くなった方々にとっては唯一の命。肉親、知人にとってはかけがえの無い命。慟哭に耐えないことは百も承知であるが、これにより日本が国難に陥るかと言えば、それはあり得ない。」既に二ヶ月半が経過している。この間震災以外の理由により25万人前後の人々が亡くなっている。日本の年間死者数は2010年119万4千人(前年比5万2千人増)。高齢化により2011年はその数が更に増えることは間違いない。月10万人が亡くなっていると見て間違いない。私事となるが、私も生母を5月1日亡くし、夜行バスで帰省し5月3日の葬儀に参列した。亡くなった方々への最高の弔い、生き残った者の任務は、現実に立ち向かい新しい生活を切開く事である。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と述べたが、実際には中々に難しい。経験に学ぶ事すら出来ない事が多く、ましてや「歴史に学ぶ」とは「語り伝えられる歴史」に学ぶ事では必ずしも無い。歴史を掘り起こし、公には語られる事のなかった歴史から学ぶ事も重要である。

歴史の転換点においては、それまで教え語られて来た歴史が実は旧来の考え方を守り維持するためにのみその存在意義があった事が白日の下に曝される事も実に多い。否、実際には歴史的転換点とは、歴史観を変える時期、そのものである。では我々は変革期において何を指針として道を歩み、進めば良いのか?
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以上前半。後半は 「危機に対処するには原理原則」、「エネルギー、生命の歴史:その宿命と現実」と続きます。尚、内容に対するご意見は大歓迎ですが、質問に対する回答は購読者限定ですので了解下さい。


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2011.05.13

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

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公開110511-SIA評論:東北地震・津波災害より2ヶ月:参考資料-原子力問題(広島原爆被災者の死因:広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線)、及び諸外国の動き(インド)

お早う御座います。SIAの佐々木です。昨日、SIA評論講読会員に送りましたメールの一部を一般公開で参考に送ります。一般公開のため資料は添付していませんが参考になれば幸いです。

----- Original Message -----
Sent: Wednesday, May 11, 2011 6:38 PM

SIA評論会員各位:

110511-SIA評論:東北地震・津波災害より2ヶ月:参考資料-原子力問題(広島原爆被災者の死因:広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線)、及び諸外国の動き(インド)

東北地震・津波災害より2ヶ月が経過した。地震、そのものは避けがたい自然現象としても、その後2ヶ月間の対応は「覚悟と備えさえあれば違ったものとなった」のではと残念な思いに駆られる事例に満ちている。覚悟と備えに関しこの3日間で届いた情報を添付送信し、皆さんの参考に供したい。

その理由は、覚悟と備えは表裏一体の関係にあり、現在日本社会の中に潜む覚悟の無さに大きな問題があると考えるからである。元々の日本社会は日本的仏教思想、神道思想と相俟って自然と人間とは一体の存在と捉え、日頃より覚悟を培って来た。この覚悟が日本社会の伝統であり、知恵であった。その哲理を平易に表した名文、名作も方丈記、平家物語を初めとし実に多い。以下、鴨長明、方丈記の一節。

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「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れ(やけイ)てことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。」
**********

平家物語においても、同様な精神が語られている。
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祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ
遠く異朝をとぶらへば
秦の趙高(てうかう) 漢の王莽(わうまう) 梁の朱イ 唐の禄山
これらは皆旧主先皇の政(まつりごと)にもしたがはず
楽しみをきはめ 諌(いさ)めをも思ひ入れず
天下の乱れん事を悟らずして 民間の愁(うれ)ふるところを知らざつしかば
久しからずして 亡じにし者どもなり
**********

今回の震災で2万5千を超える人々が亡くなったと報じられている。しかし、既に二ヶ月が経過している。何時までも感傷に耽り過去を追憶するだけの日々を送る事は許されない。この事は、上記引用の二文が裏返して我々に語りかける哲理でもある。2011年5月11日現在、実はこの間、既に震災以外の理由により20万前後の人々が亡くなっている。日本の年間死者数は2010年119万4千人(前年比5万2千人増)。高齢化により2011年はその数が更に増えることは間違いない。月10万人が亡くなっていると見て間違いではない。私事となるが実はこの5月2日午前事務所で勤務中、私の生母逝去の報を受け、5月2日深夜名古屋を経ち5月3日1時からの葬儀に参列した。身内だけの少人数の葬儀であったが会場で、私の頭を霞め心に浮かんだの空也上人の像であった。

さて添付資料の説明をすると、
インド関係資料が2点:(日本語に大変通じたインドの方からの記事連絡)
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47% of young Indian women marry before 18
India to hire 10,000 teachers from Taiwan

この二つの記事情報をどう捉えるかは、読者各々の評価にお任せするが、善悪は別として若く、ダイナミックな成長を遂げるインドの姿を語りかけていると私は捉えている。

広島原爆関係情報1点:(送信者から送付状を以下引用。)
*************
日本アイソトープ協会が月刊で発行している冊子の最新号(2011年5月号)に近藤宗平大阪大学名誉教授の解説文が載っておりましたのでお送りいたします。貴兄がたびたび話されていた「広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線」に関してです。
*************

この添付資料(広島原爆被災者の死因:広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線)をご覧戴ければ、客観的別途資料であるが、20年以上に渡り私がSIA評論、又講演の場で述べて来た事と一致する内容である事を理解戴けると思う。

何れの資料も、SIA評論への多くの情報提供者から送られて来た情報の中から一部を選んだものである。持つべきものは友人、ネットワーク、情報と改めて思った次第。以上。(佐々木 賢治)
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これは、SIAが電子メールで発行するSIA評論2011年5月11日号の一部を公開したものです。講読ご希望の方は、SIAまで申込(年会費6千円)下さい。SIAではSIAオリジナル記事の提供、各種講演会企画、講師派遣、大学・各教育機関での授業企画も行っています。お問合せはSIA佐々木までどうぞ。

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2011.04.28

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110421-SIA評論「2011-2020年の世界と日本 第五回:直面して初めて学ぶ歴史の真実」(一般公開日2011年4月28日)  ?東北関東大震災、福島原発問題に学ぶ、?今回の東北関東大地震を大げさに捉えるな!、?賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ

SIAの佐々木です。3月11日の東北地震・津波発生より、3月11日より起算して今日4月28日で7週間、49日が経過しました。1週間前4月21日に発行しましたSIA評論、「110421-SIA評論「2011-2020年の世界と日本 第五回:直面して初めて学ぶ歴史の真実」」を一般公開します。既にご存知の通り通常は会員購読者(年会費6千円)のみに電子メールで発行していますが、3月11日以降事態の重要性からSIAと繋がりのある関係者にも無料で配布していますので、必要の無い方はお知らせ下さい。通信先より外します。尚、以下の文は会員には1週間前に配布した4月21日執筆の物である点留意下さい。

110421-SIA評論「2011-2020年の世界と日本 第五回:直面して初めて学ぶ歴史の真実」

この一ヶ月、6週間を振り返る:忘却症の危険と歴史観
一ヶ月間合いが空くと、多くの実務家は日常業務に忙殺されているため、一ヶ月前の経験は実に不確かな闇に包まれる事が多い。昔からの庶民の知恵「人の噂も75日」はこの辺の機微を捉えた表現である。

この表現は江戸時代に起源を持つと言われ、その5百年前には100日との表現がある由。(江戸時代、1830年に書かれた『人情本・春色辰巳園』の中には「人の噂も七十五日」との表現があり、又14世紀の前半に書かれた『源平盛衰記』の中に「人の上は百日こそ申すなれ」と書かれているとの事。知泉より引用)時代と共に生活空間が広がり行交う情報が増え、大量の情報に忙殺される今日一ヶ月も経過するとすっかり忘却の彼方に包み込まれてしまう。絶えず情報を出し続ける事により職を食んでいるマスメディアは一週間もすると遥か昔の出来事となる。この健忘症が実は戦後の日本社会を誤った方向に導きつつあると危惧している。

東北関東大震災、福島原発問題に学ぶ
この事を改めて思い知らされたのが、3月11日の東北関東大震災であり、福島原発問題である。この検証として先月号のタイトルや見出しを、一度列記しその記憶を読者と共に呼び覚ます事は有意義と思う。3月22日執筆の先月号のタイトルは「第四回:見えない世界の激変と歴史の動き」であり、大筋として「変化と激動は常:想定外は、語るに落ちる無知の告白」、「最悪事は過ぎた、福島原発:心のゆとりが生む世界的視野と歴史観」、「進行中には見えない歴史的変化:地震予知に学ぶ民主化の動き」、「天災は無能な為政者にとっては処罰、天の怒り」と議論を展開した。

その中で?「3月11日午後2時46分以降、東北関東大地震により国内状況は一変した。3月22日現在死者行方不明者は既に2万1千を越えている。3月12日午後3時36分、東京電力福島第一原子力発電所1号機で水素爆発、建屋が骨組みを残し吹き飛んだ。この衝撃的な光景をテレビ画面を通じて目撃した多くの日本人を恐怖させ衝撃が走った。東北海岸に押し寄せる津波の衝撃的映像は世界中に瞬く間に伝わり、世界が注視する最中、テレビカメラの目前での1号機の爆発、建物の消滅。日本への渡航を禁止し、日本からの退避勧告を密かに出した国、駐日大使館も多かった。」と述べ、?「そもそも、近年の歴史を見ても阪神大震災(1995年1月17日)、関東大震災(1923年9月1日マグニチュード7.9、死者・行方不明者10万5千余り、家屋の全壊10万9千、焼失21万2千。被害総額は当時の国家予算の1年4カ月分)以外にも、日本領土、領海内でのマグニチュード7を超える地震はこの100年間の累積発生回数見ると、ほとんど毎年のように発生している事になる。」ことを指摘し、?「平和と国内安定をひたすらに求めた江戸時代250年の歴史と鎖国政策を打ち捨て、開国し近代化を進めた幕末と2011年3月末の日本は一面多くの国民にとって類似する心象風景にある。この幕末の動きが、19世紀当時唯一の有色人種国として独立を維持し、当時の国際社会で発言権を確保し、やがて第二次世界大戦を経てアジア、アフリカの植民地解放と独立をもたらす、世界史を動かす切っ掛けとなったのである。今回の地震を契機に生れる日本の国民意識の変化はやがて125年前と同様な動きを、日本、アジア、世界にもたらすのではないかと期待している。そのためにこそ、我々の存在意義があると確信している。」と結んだ。

長い引用で恐縮であるが、4月21日現在皆さんが知るこの一ヶ月の動きと照合戴ければ、少し現在の状況理解に役立つのではないかと期待して敢えて引用した。多くの日本国民の心象世界に置いては、まさに激動の激動の一ヶ月、6週間であった。

さて今回触れたいのは、3つの観点である。「?今回の東北関東大地震を大げさに捉えるな!?今回の事例に囚われすぎるな!?今回の事例で初めて学ぶ明治維新から第二次世界大戦敗戦の歴史!」である。以下各項目に触れる。

今回の東北関東大地震を大げさに捉えるな!
一部には、国難と捉え、又関東大震災に擬える意見がある。既に先月号でデータを提示し、上に引用した様に、関東大震災とは桁が違う被災規模である。死者数、経済的打撃、その他を省みて今回の震災は一桁低い被災規模である。1920年当時日本の人口は6千万人に達していない。現在の人口(127百万)の半数以下である。こう考えると当時の死者数(死者・行方不明者10万5千余り)は現在に引き戻せば二十数万人の死者行方不明者である。当時の日本経済への打撃は国家的経済力を考えるとこの震災の10倍を遥かに超えている。

こういった歴史的事実を全て忘却し、膨大な財政支出を当然視する動きや主張が散見される。一時的国民感情を利用し、便乗しようとする実に嘆かわしい態度である。

今回の事例に囚われすぎるな!
東北地区の悲惨は目に余るのは事実であるが、関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川)は傷んではいない。ただ大騒ぎしているに過ぎない。声が大きく、中央政府があり、人口が多くマスメディア、学者が多く居を据え大きく声高に叫んでいるに過ぎない。この結果が東日本震災、東北関東大地震といった表現になっているに過ぎない。実態は東北大震災である。後藤新平をもじり、「帝都復興院」計画を持ち出す輩がマスメディアにも政界にも多く騒いでいるが、今回程度の被害では屋上屋を重ね、一部の利権政治家の巣窟を作るだけとなる。先ずは現在の日本の国力、経済力を冷静に分析し、その資源、民間の経済活動、競争力を有効に活用する事によって東北の復活は充分に達成できる。こういった手法が実は将来の東北の活力の源泉となり新時代の東北の生み出す力となり得るのである。

今回の事例で初めて学ぶ明治維新から第二次世界大戦敗戦の歴史!
今回の福島第一原子力発電所を巡る東京電力の対応、政界の迷走、職業政治家の目に余る水面下での足の引っ張り合いを多くの国民は苦々しい思いで見つめて来たと思う。地震発生、福島原発問題を過大評価することにより二大政党合併話まで飛び出した。大政翼賛会(1940年10月12日から1945年6月13日まで存在していた国粋主義的勢力から社会主義的勢力までをも取り込んだ左右合同の組織)、翼賛選挙(1942年4月30日に行われた日本の帝国議会(衆議院)議員の選挙)を髣髴させる動きである。

如何に歴史を愚弄する動きであるかは、識者には自明と思うが、当時のマスメディア、政党関係者、知識人の多くが諾々と受け入れた事も事実である。大東亜戦争勃発の14ヶ月前の動きである。一時的現象に惑わされる人の性、無知と安易な性向を思わざるを得ない。

歴史に学ぶ、今必要な事!
この程度の被害で「国難を叫ぶ」ようでは元々日本は滅ぶべき国である。今回の惨事の十倍、百倍を越える多くの不幸、国難を乗り越え今に至る日本の国民性、人的資源、歴史的に蓄積された国力に自信を持たない人々が売り物の愛国心を振り翳して叫んでいるに過ぎない。己が日本に自信を持ち信頼し、現実を冷静に見極め、東北地区再建、建設へ向けた施策を冷静沈着に進める事である。その主体となるべきはイタズラな復興援助ではなく日本社会の活力、競争原理を生かした施策である。しかし今回の惨状をもたらした政治、社会の欠落に目をつぶってはならない。壊れた建物、堤防の決壊を初めとし、多くの人命を奪い被害を拡大させた諸施設を徹底的に吟味し、これまでの公共工事の再評価を同時に行って行くことである。

関東大震災により当時の人口の0.2%の人命を失った。今回の地震により0.02%の人命を失った。無くなった方々にとっては唯一の命であり、肉親、知人にとってはかけがえの無い命であり慟哭に耐えないことは百も承知であるが、これにより日本が国難に陥るかと言えば、それはあり得ない。これまでに蓄えられた使い道の無かった(有効需要となり得なかった)民間資産を使い関東大震災後近代化の進んだ当時の東京同様に、東北繁栄への道を進むか否かは歴史に学び、如何に生かすかに掛かっている。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ
今回の福島原発、東京電力、政府、マスコミの対応を見るに付け、戦後一貫して馬鹿の象徴として揶揄、批判されて来た戦前の日本の軍部、政治家、官僚、日本国民が急に逞しく見え始めたとしたら、大方の人は経験を通じてしか学べない事を如実に示している。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」との格言の正しさを改めて我々に教えている。威張りちらし、激昂し軍刀を振り回す、日米の鉄鋼生産高の違いすら理解できなかったと描かれる事の多かった陸軍関係者。多くの優秀な軍人がいた中、愚かな馬鹿な軍人もいた。愚かで無能力な人間ほど権力や組織を傘に威張り散らす。いつの世も変わらぬ真実である。現在テレビ画面を通じて目の前で見聞きする東電の対応、本来あるはずの福島第一原子力発電所自衛消防隊の姿は何処にも無い。思わず思い出したのは「第二次大戦末期、満州においてソ連軍の進撃を受けるや、関東軍の総司令官を初めとする幹部達の妻を軍人家族脱出組みの指揮者と仕立て上げ、真っ先に逃げた」と記録「脱出組みの指揮を取ったのは関東軍総参謀長秦彦三郎夫人であり、またこの一行の中にいた関東軍総司令官山田乙三夫人と供の者はさらに平壌からは飛行機を使い8月18日には無事日本に帰り着いている。」が語っているその姿である。

しかし、石油を初めとするエネルギー、重要物資が不足し、絶えざる空爆にさらされる中、食糧難に喘ぎながらも士気を落とす事無く、餓死者を生み出す事無く、世界中孤立無援の中、社会を安定維持し戦いを継続したその生き様も、また日本の歴史である。今回のこの程度の惨事でウロタエル日本社会を振り返り、冷静に見ることもまた、指導者に必要な資質であり、歴史理解の道である。(佐々木賢治筆)
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2011.04.27

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

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一般公開110427-SIA情報 福島第一原発の状況を示す福島県立医科大学小林恒夫先生の資料送付
SIA評論・情報がなぜ何をおいても冷却の必要性を訴えてきたか!その証拠

SIAの佐々木です。この情報は既にSIA会員諸兄に公開済みですが、一般公開致します。SIAが認識している福島、東北関係者にも既に先行公開済みです。今回の公開先は既に5桁を越えているため一部混乱がありましたらご容赦下さい。又このSIA評論・情報メールは本来有料会員向けだけに送付しているメールですが3月11日以降事態の重要性からSIAと繋がりのある関係者にも無料で配布していますので、必要の無い方はお知らせ下さい。通信先より外します。今回はブログへの掲載も行います。

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SIA評論では3月13日以降繰り返し、「何をおいても原子炉を冷やす事! 海水をぶち込んででも冷やす事」をお伝えして来ましたが、それを明確に示すデータを入手しましたので送ります。皆さんへの送付後、このデータは公開します。

添付しましたの本日4月27日改めて入手しました福島県立医科大学の小林恒夫先生の資料(110427-福島医大小林恒夫先生作成データ-AptecGrossCounts thru 2011-04-25)です。これほど解りやすく、明確な資料を入手し驚いた次第です。SIA評論を通じ、なぜ私達が3月14日以降何を措いても海水をぶち込んでも冷やせといって来たかを端的に証明する資料になると思います。

灯台下暗しで、意外に福島県民はこの小林先生のデータを知らないと思いますので、本日中に公開でこのデータを福島、東北地区の方々にも先行して流しました。この添付データの公開については紹介者を通じ小林恒夫先生の了解は、福島医大、小林先生制作のものであることを明示する事を条件に、取ってあります。このため、このメールを再転送、あるいは引用される場合は佐々木まで連絡下さい。


三猿追放:読めザル、聞けザル、話せザル

三猿追放:読めザル、聞けザル、話せザル

とかく3月11日地震発生以降の一連の福島第一原発を巡る動きが政争の具に利用されています。今回のデータは3月11日以降何が起こり、どうした状態にあり、なぜ菅首相、海江田経産相がなんとしても冷却を意図して来たか如実に示すデータと私は判断しています。又、今回は添付していませんが、1990年当時日本の原子力関係者によって米国ニュークリアソサイアティー投稿され掲載された「安全な原子炉設計への提言論文」(固有安全炉の概念設計:1990年、「Nuclear technology」(A JOURNAL OF THE AMERICAN NUCLEAR SOCIETY))を入手しました。この論文ではSIA評論が繰り返し力説して来たと同様な思想に基づく「冷却のための電力や配管、ポンプが破損しても重力や毛細管現象を使った冷却装置」が既に提案されています。この論文をご希望の方は佐々木まで連絡下さい。データ容量11メガを超えていますので会員宛にも添付しません。

尚、SIA評論の常任執筆者宇田司郎氏からも、一連の小沢氏とそれに連なる政治家、マスメディア人達の常軌を逸した無知な国民を愚弄する動きに厳しい意見が寄せられていますが、追って公開します。

佐々木

今回の小林恒夫先生の資料は4月19日にも付言し、その中で以前の評論を再引用し繰り返し説明した内容とも一致する資料と判断していますので、以下を再読下さい。



----- Original Message -----
From: SIA Inc.
Cc: ()SIA:国際業務のコンビニ 語学教育、翻訳、通訳の佐々木インターナショナルアカデミー
Sent: Tuesday, April 19, 2011 8:59 PM
Subject: 110419-SIA情報追伸:?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)追加情報「3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報」

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110419-SIA情報追伸:?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)、3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報(講演録画は以下のサイトにあります。)
http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8


SIAの佐々木です。今日4月19日13時11分に送りました「110419-SIA情報:」の追伸として、本日入手した3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報を送ります。

以下、送信者への礼状兼報告です。

3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報
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稲 恭宏氏の情報有難う御座います。

実は稲 恭宏氏の講演情報については4月5日、ある関係者より届きましたが、事務所引越しのため今週初めまでインターネットの送受信速度が遅かったため見ていませんでした。情報を戴き70分近くの講演を全て見ました。

基本的に彼の所見は正しいと思います。しかし、その後の日本政府のレベル7との発表(チェリノビルと同等)等から、彼自身の発言に疑問を呈する人々も増えると思います。その点では、これ程の人材の信用に疑問を引き起こしかねないこれまでの政府、特に東電の対応には怒りを感じます。

本来、化学プラントや原子力発電所には自衛消防隊が義務付けられているはずです。しかし、3月11日地震発生以降、第一福島原子力発電所の消防隊の活動が一切報道されていません。逃げているのか、これまで何をして来たのか不明です。原子炉の熱を冷ますために原子炉に水を供給するため東京消防庁の消防隊派遣が決まり放水を行いましたが、その際最前線に立って放水作業を本来東京電力の福島原子力発電所の消防隊が行うべきでした。原子力発電所の状況にも詳しく各設備の位置関係も日頃から熟知している彼らが行うのが本来です。万一設備能力不足としても、東京消防庁の消防隊の到着以前に施設内の瓦礫の状況を調べ、対処するといった業務は可能だったはずです。ところが、少なくともマスコミ報道、政府報道、東京電力報道を見る限りこういった対策が取られた形跡はありません。

こういった一例を含めた東電のこれまでの杜撰な対応、情報開示の遅れが結果として折角の3月25日の稲 恭宏氏の講演を台無しにする可能性があるのではと危惧しています。具体的に述べれば4月12日の経済産業省原子力安全・保安院の「福島原発はチェリノビルと同等なレベル7」といった一ヶ月遅れの発表により、稲 恭宏氏の講演での発言が、本質的問題ではない表面的な表現上の違いからくる事実誤認と見なされ、政府発表との矛盾を指摘され、結果として一部の関係者の無知による攻撃の対象となっているのではと危惧しています。

こういった今回の東電、及び原子力関係者の様な無責任な人々を結果として擁護する結果と見なされかねない勇気ある発言をする場合には、ある程度の老獪さが必要です。振り返り見れば私も、40年前の学生時代から散々無責任な人々を結果的に守って来ましたので、以前に比べると私もずるく、老獪となってきました。以前お送りした3月16日の文書(参考のため再添付)がその事例です。以下その一部を引用して置きます。

この講演の中で稲 恭宏氏が繰り返し述べている食品の安全性に関して言えば、福島の農産物、その象徴的なトマトの問題があります。カゴメ、デルモンテは4月10日福島農協との2011年分のトマト契約破棄を通告しました。これに関し、微力ながら一部のメーカーに働きかけ対応を検討しましたが、今一つ地元福島の関係者の意向反応が不明で、反応が乏しく、現在はほったらかしています。「天は自らを助くる者を助く」です。福島の農協、その他地方自治体関係者や稲 恭宏氏を直接ご存知の方、佐々木まで連絡下さい。

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しかし今回の場合は、制御棒は有効に機能しており、問題は熱の冷却です。この冷却機能が無くなったため、高温になれば当然融解しますし、その一連の反応の中で水素が分離され水素濃度が高まり酸素と触れ、ある刺激が加わると水素爆発が発生します。これが今回の事態です。

しかし、水素は軽いため建屋上部に堆積しており、建屋上部が吹っ飛んだのはこの理由です。しかし燃料棒は原子炉格納容器の中にあり、この容器は頑丈です。最悪の場合、現在伝えられている高熱で融解したといわれる(?)燃料棒の一部は溶融し原子炉格納容器の底に沈むか、上部に浮遊するかはここは私には不明です。

さて、最悪の状態で仮に原子炉格納容器そのものが完全に破壊された場合はどうなるか。この場合は放射性物質が飛び散ります。

ここで留意すべきは放射性物質は放射線そのものではなく、放射線を出す能力を持った物質です。このため洗い流せばすみます。更に最悪の事態はすっかり高濃度、多量の放射性物質に囲まれてしまった場合です。この場合は、そこにいる間放射線を浴び続けます。この浴びることになる放射線量が問題です。

現在医療で使われているCT(6.9ミリシーベルト:日経新聞3月16日一面記事)やPET(2-3ミリシーベルト)で浴びる放射線量は結構な量です。この辺は皆さんの手短なデータでは、本日の日経朝刊一面が一番解り易く解説されています。

何事も、日頃の準備の無い人、組織は役に立ちません。私共SIAの関係者が比較的冷静なのは、チェリノビルの事例も英語教育の一環で教え、そのドキュメンタリー(核反応が制御不可能となった事例)も教材として使用し、当校で学ぶ医療関係者のその後のチェリノビル周辺の追跡医療支援活動報告会も開催しています。このチェリノビルの状況とは今回は明らかに違います。

このため、仮に核燃料棒の一部飛散が万一あっても、放射性物質の飛散は限定的で、現在危惧されている様な事態にはないと判断しています。ただしこの事態が実際に発生すれば東電社長、その他経営陣は辞任、社員は全て給与半額にしないと庶民感情は納まらないと私は思います。
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以上ご参考。

佐々木

110419-SIA情報:?1946年出版Pearl BuckのThe Big Wave
?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)

SIAの佐々木です。会員限定で情報を送ります。

?1946年出版Pearl BuckのThe Big Wave
Pearl Buckの作品、The Big Wave, Pearl S. Buck 『つなみ』(径書房刊)のYoutube掲載ビデオです。Pearl Buckの1946年出版のこの作品のビデオはいくつかありますが、これは私の高校の後輩が、企画に絡んでいた関係で、Youtubeアドレスを送って来ました。
http://www.youtube.com/watch?v=uiIbBiUnMxs

以下は私が調べたWikipediaからのコピーです。原作は1946年出版というのが実に良いですね。
Kino lives with his family on a farm on the side of a mountain in Japan while his friend, Jiya, lives in the fishing village below. Though everyone in the area has heard of the Big Wave, no one suspects that when the next one comes, it will wipe out Jiya's entire family and fishing village below the mountain. Jiya soon must leave his family behind in order to keep the fisherman traditions alive.

Jiya, now orphaned, struggles to overcome his sorrow and is adopted into Kino's family. He and Kino live like brothers and Jiya takes on the life of a farmer. Then he is wanted by Old Gentleman, a wealthy man. Even when the wise Old Gentleman offers Jiya a wealthy life at his rich castle, Jiya refuses. Though Jiya is able to find happiness again in his adopted family, particularly with Kino's younger sister, Setsu, Jiya wishes to live as a fisherman again as he comes of age.

When Jiya tells Kino that he wishes to marry Setsu and return to the fishing village, Kino fears that Jiya and Setsu will suffer and it is safer for them to remain on the mountain as a farmer, thinking of the potential consequences should another big wave come. However, Jiya reveals his understanding that it is in the presence of danger that one learns to be brave, and to appreciate how wonderful life can be.

低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)

ご参考として添付しましたのは、低レベル放射線被曝の健康への効果を述べたものです。米国ではモルモットを使った実験等で1980年代からこういった内容をマスメディアでも伝えられていましたが、日本では3年ほど前朝日新聞が取り上げたそうですが、私自身がこの25年間、日本のメディアで見たのは日経で一部簡単に触れてあるのを見ただけです。以下に報道、科学データ取捨選択の段階でバイアスが掛かっているかの証です。以下はこのデータを送ってくれた知人の4月18日に届いた添え書き(佐々木一部変更)です。併せてご覧下さい。

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 4月17日の某テレビ番組で放射線生物学?が専門の大阪大学名誉教授の先生が、低レベルの放射線を浴びるとがんの発生率が下がるという説明をされました。その根拠となる数例の研究のなかに前に見たことがあるものがあるなと思い、捜したところ、2年ほど前にコピーした放射線ホルミシスの提唱者であるトーマス・D・ラッキー先生の講演要旨が出てきましたので参考にお送りします。

要旨のなかで記されている「3.台湾での調査研究」などがテレビで紹介されていました。

 なお、東京理科大学の高橋希之先生は、同じ固体で同じ線量でも、ホルミシスが成立するためにはある条件(完全には覚えていないので記しません)が合致する必要があると言っておられます。すなわち確率の問題だということです。薬と同じです。昨日の解説では、そこには触れておりませんでした。大阪大学のその先生がホルミシスが100%成立すると確信していれば別ですが、確率の問題だと分かっていて触れなかったとすれば視聴者に誤解を与える可能性があると思いました。

 元放射線医学総合研究所の館野之男先生の「放射線と健康」(岩波新書;但し、絶版かもしれない)にもホルミシスをにおわせるデータが載っております。館野先生との雑談した折、その新書が出版された時は、放射線医学総合研究所内で悪書と言われ酷評されたが、今では、多くの研究者に支持されてきていると仰っておられました。
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