2011.04.24

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

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110419-SIA情報:?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)、?1946年出版Pearl BuckのThe Big Wave (一般公開送信4月24日)

SIAの佐々木です。4月19日購読者限定で送った情報を一部修正(加筆、削除、修正)し公開送信します。

?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)
ご参考として添付(省略:データが1.7メガと重いため一般公開送信では省略)しましたのは、低レベル放射線被曝の健康への効果を述べたものです。米国ではモルモットを使った実験等で1980年代からこういった内容をマスメディアでも伝えられていましたが、日本では3年ほど前朝日新聞が取り上げたそうですが、私佐々木自身がこの25年間、日本のメディアで見たのは日経で一部簡単に触れてあるのを見ただけです。如何にマスメディア報道が科学データ取捨選択の段階でバイアスを掛けて来たかの一面の証です。このデータを送ってくれた知人の4月18日に届いた添え書き(佐々木一部変更)も、末尾に引用していますのでご覧下さい。

?1946年出版Pearl BuckのThe Big Wave
今回の津波に関し、Pearl Buckの作品を紹介したいと思います。The Big Wave, Pearl S. Buck 『つなみ』(径書房刊)のYoutube掲載ビデオです。Pearl Buckの1946年出版のこの作品のビデオはいくつかありますが、これは私の高校の後輩が、企画に絡んでいた関係で、Youtubeアドレスを送って来ましたので送ります。http://www.youtube.com/watch?v=uiIbBiUnMxs

ただし、私の個人的な意見としては上記作品は感傷的な面が若干強過ぎ、やはりPearl Buckの原作が勝っていると思います。この原書を読みたい方は佐々木まで連絡下さい。講座開講検討中です。以下、私が調べたWikipediaから引用の物語のあらすじを英文で引用します。

その前に一言:原作は1946年出版です。現在もこの本は販売されているが、第二次世界大戦間もないこの時期にこの作品が出た事は評価に値しますが、パールバック(1892 – 1973)は実質的に中国で育ち中英両国語に通じていたが1927年3月の南京事件(1937年の南京事件とは別事件、因みにパールバックは夫のJohn Lossing Buckと1920-33まで南京に居住、1934年米国へ帰国)で日本に避難(米国ペンシルバニア大学ホームページ掲載の経歴より引用:The tragedies and dislocations which Pearl suffered in the 1920s reached a climax in March, 1927, in the violence known as the "Nanking Incident." In a confused battle involving elements of Chiang Kai-shek's Nationalist troops, Communist forces, and assorted warlords, several Westerners were murdered. The Bucks spent a terrified day in hiding, after which they were rescued by American gunboats. After a trip downriver to Shanghai, the Buck family sailed to Unzen, Japan, where they spent the following year. They then moved back to Nanking, though conditions remained dangerously unsettled.)し、雲仙に1928年滞在。この時に見聞した話を基にこの小説を書いたとされる。それにしては、主人公の二人の名前(KinoとJiya)、書籍の挿絵も含めマダムバタフライ等でよくありがちな我々から見て日本とは思えない事例も散見し、日本文化への認識不足を露呈している部分も一部あるが、物語の全体の展開は読むに値すると判断しています。中国で幼少期を過ごし中国語にも大変通じていたとされるPearl Buckですが、ノーベル文学賞を受賞した作品「大地」についても当時の中国の農民生活を実態とかけ離れ美化しすぎているとの批判があった事も一筆付言して置きます。

The Big Wave 物語のあらすじ
Kino lives with his family on a farm on the side of a mountain in Japan while his friend, Jiya, lives in the fishing village below. Though everyone in the area has heard of the Big Wave, no one suspects that when the next one comes, it will wipe out Jiya's entire family and fishing village below the mountain. Jiya soon must leave his family behind in order to keep the fisherman traditions alive.

Jiya, now orphaned, struggles to overcome his sorrow and is adopted into Kino's family. He and Kino live like brothers and Jiya takes on the life of a farmer. Then he is wanted by Old Gentleman, a wealthy man. Even when the wise Old Gentleman offers Jiya a wealthy life at his rich castle, Jiya refuses. Though Jiya is able to find happiness again in his adopted family, particularly with Kino's younger sister, Setsu, Jiya wishes to live as a fisherman again as he comes of age.

When Jiya tells Kino that he wishes to marry Setsu and return to the fishing village, Kino fears that Jiya and Setsu will suffer and it is safer for them to remain on the mountain as a farmer, thinking of the potential consequences should another big wave come. However, Jiya reveals his understanding that it is in the presence of danger that one learns to be brave, and to appreciate how wonderful life can be.

?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)
ご参考として添付(省略:データが1.7メガと重いため一般公開送信では省略)しましたのは、低レベル放射線被曝の健康への効果を述べたものです。米国ではモルモットを使った実験等で1980年代からこういった内容をマスメディアでも伝えられていましたが、日本では3年ほど前朝日新聞が取り上げたそうですが、私佐々木自身がこの25年間、日本のメディアで見たのは日経で一部簡単に触れてあるのを見ただけです。如何にマスメディア報道が科学データ取捨選択の段階でバイアスを掛けて来たかの一面の証です。このデータを送ってくれた知人の4月18日に届いた添え書き(佐々木一部変更)も、ぜひ参照下さい。

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4月17日の某テレビ番組で放射線生物学?が専門の大阪大学名誉教授の先生が、低レベルの放射線を浴びるとがんの発生率が下がるという説明をされました。その根拠となる数例の研究のなかに前に見たことがあるものがあるなと思い、捜したところ、2年ほど前にコピーした放射線ホルミシスの提唱者であるトーマス・D・ラッキー先生の講演要旨が出てきましたので参考にお送りします。

要旨のなかで記されている「3.台湾での調査研究」などがテレビで紹介されていました。

なお、東京理科大学の高橋希之先生は、同じ固体で同じ線量でも、ホルミシスが成立するためにはある条件(完全には覚えていないので記しません)が合致する必要があると言っておられます。すなわち確率の問題だということです。薬と同じです。昨日の解説では、そこには触れておりませんでした。大阪大学のその先生がホルミシスが100%成立すると確信していれば別ですが、確率の問題だと分かっていて触れなかったとすれば視聴者に誤解を与える可能性があると思いました。

元放射線医学総合研究所の館野之男先生の「放射線と健康」(岩波新書;但し、絶版かもしれない)にもホルミシスをにおわせるデータが載っております。館野先生との雑談した折、その新書が出版された時は、放射線医学総合研究所内で悪書と言われ酷評されたが、今では、多くの研究者に支持されてきていると仰っておられました。
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以上が「110419-SIA情報:?1946年出版Pearl BuckのThe Big Wave、?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)」に一部修正(加筆、削除訂正)したものです。SIA評論、評論は契約講読希望者に定期送信しているSIAの電子ジャーナルです。講読ご希望の方(年間6千円)は佐々木まで連絡下さい。


三猿追放:読めザル、聞けザル、話せザル

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佐々木 賢治
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