2008.04.25

明日、長野の聖火リレーに合わせて、佐々木インターナショナルアカデミーではチベット問題を取り上げ、中国、台湾、チベットについてのセミナー講演会を開催します。

日程は以下の通りです。
3−5時 国際コミュニケーション講座(講演と討論:英語討論)
「The Relationship between Taiwan and China
– The Comparative Case: Tibet」
講演者は中国台湾問題に詳しい海外出身者(名前の公表は控えます)
(この講座は現在SIA登録学生、及びOBだけの講座となっていますが、今回は、一般参加費は3千円で質疑権はありません。これを機会に受講を希望される方は、連絡下さい。現在読解講座受講生は特別参加が可能です。)
6−7時半 名古屋MBAフォーラムとの共催(参加費3千円)
「チベット事件に見る台湾と中国関係」
(講演終了後:懇親会の予定)

尚、チベット問題に関心のあるかは英語関係では次のサイトをお勧めします。チベットでインターネットで検索すると中国政府のチベット歴史の隠蔽、意図的な情報があふれていますので、注意下さい。

このため、英語力のある方には次の情報サイトを自信を持ってお勧めします。
ユーチューブ (チベットの抗議デモ隊に乱射)
単にTibetで検索を掛けただけでは、中国政府による意図的な情報操作が、インターネット検索の世界にも浸透しており、中国の意見を代弁するサイトが上位に来ています。

尚、当日現地に行かれる方は、明日の長野の聖火リレーに中国政府派遣の130人を超える青い制服の集団が派遣されて来ているだけで無く、中国政府による中国人留学生動員が行われていますので注意下さい。ある情報では、中国人留学生に大同員を掛けただけではなく、全て自発的な装いをするようにとの指示まで出ていると言われています。

実際にチベット、聖火リレーについては既に、情報戦の様相を呈しているので、なかなか正しい情報を得る事が困難な状況ですが、既にお送りしたWikipediaや、国境無きジャーナリスト団の情報と並んで、中国少数民族の情報を掲載している大紀元時報の情報が比較的現時点では信頼に値するように、私共は判断しています。尚、大紀元は、Wikipediaによると、「2000年5月、アメリカのニューヨークで法輪功を支持する華僑たちによって設立された。 日本では東京都台東区に事務所を置き、中国語版を2001年、日本語版を2005年から発行。東京都の秋葉原駅周辺の路上で紙面の無料配布などの宣伝活動をしている 。」と記載されています。

私共のこれまでの各種情報の追跡調査では、華僑のネットワークによる内部情報もあり、様々な錯綜する情報の中では、、国境無きジャーナリスト団の情報と並んで現時点では比較的信頼に足る情報があると理解しています。

以上、報告です。直接情報をお持ちの方、チベット関係者の方、中国関係者の方を問わず、この件に関しては幅広い情報の提供をお願いします。



2008.04.23

080422-SIA評論:光市母子殺害事件判決、中国政府のチベット問題への対応、米国大統領予備選挙

光市母子殺害事件判決
本日、2008年4月22日、光市の母子殺害事件の判決が下った。死刑判決であった。殺害した犯人が犯行当時18歳になったばかりであったという事もあり、いろいろと物議を呼んだ事件であった。

特に今回の事件は、来年5月スタートの裁判員制度や最近話題となっている「被害者参加制度」もあり、多くの国民が身近に感じ、関心を持って見守った判決であった事は間違いがないと思う。犯罪の凶悪さ、犯人の年齢、又家庭環境といった、様々な要素を考える時、一審、二審共に、死刑を求刑しなかった法的判断も理解できる。厳罰を望む国民意識も十分に理解できる。所詮、法律とは最終的には国民の多数の支持無くしては、成り立たない物である。

今回の、死刑判決を圧倒的多数の国民は支持していると思う。私も、一部の迷いを抱きつつも死刑判決を支持する一人である。この迷いは、多分多くの国民が共有し、遺族の方もその迷いは理解戴ける事と思う。

それにもかかわらず、私も含めた圧倒的多数の国民が、結論として迷うことなく死刑判決を支持する気持ちとさせたのは弁護団の荒唐無稽ともいえる、論法であり、その弁護方針に従ってなされたと思える犯人の裁判所での答弁である。今回の差戻裁判が始まるまでは一部迷いを抱いていた国民が、積極的に今回の判決を受け入れる状況を作ったのは、安田好弘氏を中心とする21人からなる大弁護団の弁護方針であった。その主張は、マスコミを通じて入手する限りでは、「母恋しさ、寂しさから抱き付き結果的に殺害となった。更に死姦行為は復活への儀式であり、幼女殺害行為は泣き止ますために首に蝶々結びをしただけ」となる。

実に、愚かな論法であり、この論法以外に今回の犯人を死刑から免れさせる理論組み立てが出来なかったとすれば、狭隘なる法理論に走る余りに民主主義社会の法の基本的精神である国民の納得の行く、理論的、かつ緻密な法解釈といった精神をないがしろにした論法、法律家の傲慢の結果と言える。

同様な、それ以上に強引、傲慢な論法を理路整然と行っている海外の事例を以下2つ紹介したい。一つは元々民主主義など存在しない一党独裁政権国家、中国と世界の民主主義の模範といえる米国に事例である。

中国政府のチベット問題への対応
中国政府の報道官の発表、及び私が垣間見る中国テレビ報道(CCTV)等は実に面白い。世界各国では白日の下にさらされている事実、チベットの弾圧と、自治と民主化を求めるチベット自治区の行為を全て、ダライラマによる国家転覆を目指す陰謀説で実に整然と発表し、報道している。



2008.04.20

SIA国際コミュニケーション講座(旧SIA国際フォーラム):
既にご案内の通り、14年続いたこれまでのSIA国際フォーラムは抜本的に改め、各学期10回からなる「国際コミュニケーション講座」と致しました。これは、学習効果を高め、生徒とゲストスピーカーがより、親密に意見交換できる場を作るためです。「国際コミュニケーション講座」授業料は6万円ですが、読解講座受講生は特待生として2万円です。(3月31日までに春期講座受講手続きが終わっている方は1万円です。)

しかし、社会貢献としてこれまで続けてきた「SIAの学生以外の一般参加者の出席許可」は議論がありましたが、認める事とします。しかし、登録受講生をへの配慮から、質疑参加は認めず、オブザーバー参加のみと致しました。(又、当校生徒受講者と同額の参加費も6千円となります。) こういった公開講座を維持できるのも、SIA生徒の受講料に支えられていますので、これまで一般参加されていた方はご理解下さい。ただし、SIA生徒として1年以上受講された方はSIAOBとして、SIA生徒に準じますので1学期、3万円で質疑権もある受講が可能です。1回のみの参加を希望されるOBは参加費3千円で、基本的に質疑権はありません。

昨日は、「米国史:米国民主主義発達の歴史」を課題として行いましたが、次回来週4月26日は「台湾、中国の政治体制とチベット問題」と題した講演です。是非、参加下さい。



2008.04.20

佐々木インターナショナルアカデミーの新学年、春学期が始まりました。4月12日には、皆さんにご報告の通り15周年記念セミナーを開催。このセミナーを映像で公開しますのでご覧下さい。当社、ホームページのビデオ紹介欄の該当箇所をクリック下さい。英語で行われた4時間に及ぶ講演と質疑、議論。その場にいると初心者でも意外に分かるものです。

今回参加できなかった方、是非、今後は積極的に参加下さい。
4月26日には午後1−2時半まで、中国、台湾、チベット問題を取り上げます。



2008.04.19

4月12日開催セミナーのビデオが昼食会とレセプションを除く、全て3部とも出来上がりましたので、ご案内申し上げます。

SIA15周年記念春期セミナービデオ

お時間がありましたら、12周年記念、戸塚ヨットスクール、公開討論会等と比べ、意見を下さい。今後はこういったコンテンツ自体をビジネスとして通用するよう高めて行きます。

今回のビデオは、私のパソコンで見る限りでは、若干画面が暗くなっていますが、これは搭載している映像データの画像精度やソフト後外による面もあります。




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