佐々木インターナショナルアカデミー（SIA）ブログ

2013年の御礼：12月28日-1月5日休日営業体制(10-17時)
年末年始(28日-5日)の英語読解講座：現代科学の進歩

1月4日12時-世界ニュース分析 13時-SIA新春経済講演 水谷研治氏､15時-若者の挑戦 SIA国際フォーラム TEDxNagoyaU
1月17日18-20時 SIA新春経営講演 東京学士会館
日本の技術を再生する品質工学　-その基本思想を解説-

131223-SIA評論｢東京裁判と4月29日､12月23日｣(末尾参照)

今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎え下さい。

28日-1月5日の間も10-17時まで営業していますが、電話が通じない際はメールし、090-6464-5526（佐々木）へ電話して下さい。

社会人対象年末年始(12月28日ー1月5日)集中講座
英語読解講座：Adovances of Modern Science
英語基礎,TOEFL,GMAT,留学願書作成,TOEIC,ビジネス英語
各国言語の個別集中教育（希望者の要請に対応)

1月4日の公開講座は以下の通りです。1月4日の新春講演会、17日の新春東京講演会は27日付日経産業新聞,SIAブログ(http://sia-nagoya.com/)をご覧下さい。

SIA新春経済講演会1月4日13-15時 会費2千円　要予約
経済政策が支える2014年の景気−消費税の引き上げとアベノミックス
東京福祉大学大学院教授　水谷研治氏 元東海銀行専務会場

1月4日15時-16時半 第863回SIA国際フォーラム 参加費千円
若者の挑戦を語る：TEDxNagoyaUを通して
名古屋大学工学部2年 山口涼TEDxNagoyaU 代表

新春SIA経営フォーラム東京講演会
1月1７日18時―20時（参加費2千円：要予約）
「日本の技術を再生する品質工学　-その基本思想を解説-」
講師　長谷部光雄氏 のっぽ技術開発研究所（のっぽ技研）代表
http://www.br4.fiberbit.net/noppo/
会場　学士会館310号室 電話:03-3292-5936

131223-SIA評論｢東京裁判と4月29日､12月23日｣

極東軍事裁判についてはいろいろな見方、見解がある。その点には立ち入らないが日本人として歴史上記憶すべき最低限の事実がある。それはこの裁判が行われた日程、起訴日と絞首刑執行日である。

起訴は1946年4月29日（昭和天皇誕生日）に行われた。1948年11月12日判決、7人が絞首刑となった。7人の絞首刑執行は12月23日午前0時1分30秒より行われ、0時35分に終了したとされる。12月23日は当時皇太子であった現在の天皇の誕生日である。わざわざ死刑執行が深夜に行われ、1948年12月23日への日付変更を待ち午前0時1分30秒に7人の絞首刑執行が開始され午前0時35分に終了した事実である。

作家の猪瀬直樹（前東京都知事）は2009年11月号の文芸春秋「ジミーの誕生日-アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」」で、皇太子に処刑の事実を常に思い起こさせるために選ばれた日であると主張している事は知られている。この点については上記日程、4月29日起訴、12月23日絞首刑執行を知る者であれば誰であれ、沈黙を守るにしろひそひそと囁くにしろ、慨嘆するにしろ気付き知っていた事である。しかし、意外にも多くの日本国民はこの事実を知らないようである。占領下、敢えて忘れようとしたのか、マスコミや知識人がその後の占領政策に迎合、協力のため敢えて正確には伝えなかったのか、国民に関心が無く心に留め置かなかったのか？

その真因はさて置き、これほど明白な日程上の事実を知らないと言う事は一面怖くもあり、不思議な現象でもある。もしこの一文を読み初めて上記日程に気付いた方は、一度考えて戴きたいと思う。

冬至と太陽再生：2014年12月22日は冬至、明けて23日は太陽が蘇りこれより日一日と日が長くなる。史実的検証によればイエス・キリストの実際の誕生日は紀元前数年前の3月頃と推定されている。クリスマスイブは明日12月24日であり世界中で祝われているが、いつの頃からか12月25日がイエス・キリストの生誕日とされて来たのもこの冬至、太陽の再生が原因と思われる。現代の暦に従えば12月24日や25日が冬至日となることは無いが、当然昔の事であり1,2日の誤差はある。現在西暦、あるいはグレゴリオ歴として世界的に使われている暦は1582年にローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦を改めて採用した暦である。その改定時にユリウス暦との日付相違の調整のため1582年10月5日金曜日を、1582年10月15日金曜日とする調整が行われている。このため1582年には10月5-14日までは存在しない。1982年10月4日木曜日の翌日が10月15日金曜日となり、年月日と曜日の不整合が生じている。ただし彼らキリスト教徒にとっては、聖日日曜日の礼拝が予定通り行われればさして問題ではなかったのであろう。この1582年という年は日本でも大事件が起きている。6月21日の本能寺の変で織田信長が亡くなっている。

1582年に採用されたグレゴリオ歴の導入はキリスト教会にとって大変重要な復活際の基点日春分の日の暦上の春分と実際の季節上のずれが大きくなったためである。さてそのグレゴリオ暦に従うと1800-2199年の間、400年間の日本の冬至日は21日が97回、22日が279回、23日が24回である。天皇誕生日は1933年12月23日であるが、その年の冬至日は12月22日であった。因みに今年は7人が絞首刑に処せられて65年目である。やがて、将来の日本において12月23日は苦難を乗り越え日本再生の日として祭られる事になるか私には解らない。
（2013年12月23日佐々木　賢治）400年間（1800-2199年）の冬至日資料省略
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