2009.10.24

海外大学院留学生へのアドバス:ロンドン報告への返信

長年の夢を実現したロンドンでの大学院留学生活、順調な滑り出し何よりです。 最初の学期はどうせ3ヶ月、4ヶ月の100日前後の事ですから、「ふうふう」いいながら、何度か落伍しかけも諦めず、付いてゆけば何とか終わります。その後、ゆとりが出て来た頃、「初心忘るべからず」の気持ちが維持でき、怠惰に流れず少しでも新しい事を試み挑戦し続ける事が出来るかが勝負です。

既に気づかれた様に、話す方は知識と判断力、思考力、自分で考え、自分の考え/経験/気持ちを素直に話す気持ちさえあれば(実はここが難しいのですが)問題はありません。一旦話すとなると腹を決め自分の言葉に重心を乗せて話す事です。

100%といっていいほど多くの日本人留学生は読解力が無く読むのが遅すぎ、しかも厳密な意味が取れず苦労します。日本語で読んでいる時と比べると十分の一、五分の一の速度です。大方の人は試験対策で下駄を履いているからです。これはTOEFL600点、250点、100点を越えている方も同じです。(同じ下駄をはいている同士を比較すれば高得点者が実力があるに決まっていますが。)読む正確さに関しては佐々木インターナショナルアカデミーでキチット勉強した方々は問題が無いはずです。インターン時代に採点してもらったSIAの英語基礎力評価試験の採点を思い出すと理解できると思います。膨大な時間と記憶により英検一級にしろTOEFLにしろ600点を超える事は容易な事ですが、SIA英語基礎力評価試験でチェックすると無残な成績しか残せない人を多く見ているはずです。

報告を読み順調に滑り出していると思います。自分では「目一杯、背伸びをしてやっと」と感じているかも知れません。しかし、どの国の大学院でもレベルの高い大学院では大方の学生は、母国の学生(英国人学生)も含め、実は本音では同様な気持ち、心理状態で学んでいます。失敗を恐れず進む事です。

英米の大学院では、非英語圏外国人留学生は一般的に英国人や米国人よりも知的ポテンシャルが高くなければ入学できません。一部の例外的留学生を除き、平均的に見ると留学生の方がより優秀です。人の輪を広げるために、自分で何人かに声を掛け自分達でパーティを共同開催し招待すると当初参加者は少なくとも輪が広がります。ただし、お互いですからお金を余り掛けない事です。金で人を釣るようなパーティしても、一流の人は集まりません。この辺のコツは毎回のSIAのパーティで裏方として少し経験していると思います。頑張ってください。よく状況を観察した、良い報告書で他の皆さんにも参考になると思います。健闘を祈ります。

佐々木インターナショナルアカデミー 佐々木 賢治

追伸:SIAで日頃から聞いていたと思いますが、「海外留学経験者が寝る間も惜しんで勉強した。日本の大学と違い、勉強に忙しく大変勉強した。日本の大学と大違い」というのは「自分の英語力を過信している平均的日本人の言うことだ。」と言っていた事が実感できたと思います。母国語で読めば1時間で読める物を、数倍の時間を掛けて読めないからです。徹底した発音と読解力、自分の考えを纏める訓練をなぜ強調したか、理解戴けたと思います。

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