2011.03.30

名古屋商工会議所 那古野2010年10月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

名古屋商工会議所 那古野2010年10月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

SIAの佐々木です。SIAスタッフ、及び関係者の皆さんの協力により、本日の急な翻訳等依頼案件にも対応しながら、引越し作業が一段落しましたので、時間的に限られた制約の中で纏め今朝9時40分会員宛発信しました1130-SIA評論の公開版を送ります。この公開版で風評被害に関わる部分は大半をカット致しました。

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110330-SIA公開評論:善意、ボランティアでは済まぬ電力対策と東北復興計画
定期購読者各位は、以下列記した項目に関し、資料を精査されお気づきの点、提供できるデータをお持ちの方は、送付願います。独善を排し、慎重かつ迅速な具体的議論構築がSIA評論のモットーですから根拠あるデータ、分析は大歓迎です。(以下省略)

?震災対策としてのトレーラー式モービルハウス倉庫(短期に移動可能、費用物資を満載し、それ自体避難者用家屋として使用)

?地震死者の検視の必要性(死亡時間推定、将来の震災対策に役立つ。今回の地震災害倒壊家屋、津波にさらわれた家屋内で生き残ったが救援対策の遅れによる死者のデータ把握)

?岩手、宮城、福島地区の防波堤の破損状況の厳密審査(全て想定外の津波で被害が説明されているが、中には堤防、防波堤、その他手抜き工事で被害を大きくしていないかの検証と今後の公共工事の資料とするため。不幸にも当地は談合で特に有名な地域であり、談合等により進められる工事においては業者、政治家、官僚は公共的精神に欠如しており自らの個人的利益、役得を求めて談合を行っているので、必然的に手抜き工事の危険性が潜んでいる。公共の多額の資金を注ぎ込み一旦作られると解体検査は通常は不可能である。)

?津波対策の転換の必要性

以上についても現在書き進めていますが、おって会員に送りますので少し時間を下さい。

110320-SIA評論:善意、ボランティアでは済まぬ電力対策と東北復興計画
善意、ボランティア、チャリティーの言葉が踊っている。これ自体悪い事ではない。大変良い事である。しかし、エコ、環境が叫ばると、エコ、環境を食い物にする悪人が蔓延るの世の常。善意、ボランティア、チャリティーといった震災チャリティーをビジネスにする人々が多く出て来るのも避けられない現実。

この世の制度の内、最悪かもしれないが、他のいかなる経済制度よりも資本主義は社会全体の福祉、公益拡大に適しているのでビジネスを否定する気はもうとう無く、多いに奨励する。詐欺的に被害者を食い物にする輩(やから)や、美辞麗句を語り、奇麗事で公的資金を食い物にする輩とまっとうなビジネス精神とは峻別する必要がある。そこで喫緊の課題である電力不足対策にどう取り組むべきか簡潔に3つの提案をしたい。

?電力対策:電力使用税3割の提案

東京電力の経営トップの醜態、対応の悪さを見ると電力料金の値上げは世論感情として通らない。又値上げし日本の電力10社の収益を助ける必要も無い。それこそ焼け太りである。このため電力値上げには反対である。しかし、単なる善意、スローガンに頼る事無く、国民全てに平等に電力最適分配を行うには、実質的な電力利用価格の値上げを置いては不可能である。

この最善の策は電力使用税の徴収である。概算する所、沖縄を除く9電力に占める東京電力管内の電力消費量は約3分の1、36%弱である。

この前提に立って考えれば、現在の電力料金に2割無いし3割の課税を行い電力使用価格を2,3割上げれば、価格弾力性が33%-50%とする時、9電力の各社の消費電力量は各々1割減る事になる。東京電力を除く8電力の電力消費量1割削減分を全て東京電力管内に回せば、当座の電力不足問題は解決する。これで生み出される8電力管内の節減電力+東京電力管内の1割削減を考慮すれば、東京電力官界の3割の需給ギャップを埋める事ができる。


以下は私の手元にある情報に基づく、風評、その他の動きに対する私のコメントです。

?復興対策の美名の下の乱発される公共事業に対する監視の重要性:

復興対策の美名の下、テグスネを引いて待つのが政商である。特に公共事業については、瞬く間に関係業界で食い物にされる危険性が高い。元々東北はとある政治家が、公共事業を仕切り、裏金を溜め込み、自らの権力基盤とした事で有名な地域である。ここは具体的な政策、経済の解る人物、高潔な人物の登場が待たれる。

?愚か者が正義を吹聴する時悲劇が生れる:ある友人への緊急書簡

前略、送付有難う御座います。

以下コメントです。実に素晴らしい情報です。こういった考え方を持った実に愚かな人がいる、彼だけでなく多数いるという好事例として参考になりました。

放射線と放射線物質の混同による、様々な偏見、風評が生れている事は、実に嘆かわしく苛立ちを覚えます。放射線、放射線被曝と放射線物質の違いも解っていない人々の議論が正義を吹聴してなされると、まさに世の悲劇です。こういった人に説明するのは実に骨が折れます。そういった人々は自らの誤解を真実、正義として自らの知識に従い差別をしますので、二重に問題です。以下貴兄に説明し、そういった風評被害防止の一助のなればと思い、少し細かい話ですが説明いたします。(以下省略:以下は購読者のみへの配布と致しました。)佐々木 賢治

追伸:3月28日に送信しました「東北関東大震災後の復興に向けて今必要な事:腑に落ちない電力会社の対応、迅速な周波数変電所建設の必要性」をご参考に願います。


佐々木 賢治
SIA Inc. Sasaki International Academy
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4月1日からの新住所、電話番号は以下の通りです。
〒450-0002
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052-566-5526, Fax & T 052-566-5528
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