2011.04.27

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

一般公開110427-SIA情報 福島第一原発の状況を示す福島県立医科大学小林恒夫先生の資料送付
SIA評論・情報がなぜ何をおいても冷却の必要性を訴えてきたか!その証拠

SIAの佐々木です。この情報は既にSIA会員諸兄に公開済みですが、一般公開致します。SIAが認識している福島、東北関係者にも既に先行公開済みです。今回の公開先は既に5桁を越えているため一部混乱がありましたらご容赦下さい。又このSIA評論・情報メールは本来有料会員向けだけに送付しているメールですが3月11日以降事態の重要性からSIAと繋がりのある関係者にも無料で配布していますので、必要の無い方はお知らせ下さい。通信先より外します。今回はブログへの掲載も行います。

**************
SIA評論では3月13日以降繰り返し、「何をおいても原子炉を冷やす事! 海水をぶち込んででも冷やす事」をお伝えして来ましたが、それを明確に示すデータを入手しましたので送ります。皆さんへの送付後、このデータは公開します。

添付しましたの本日4月27日改めて入手しました福島県立医科大学の小林恒夫先生の資料(110427-福島医大小林恒夫先生作成データ-AptecGrossCounts thru 2011-04-25)です。これほど解りやすく、明確な資料を入手し驚いた次第です。SIA評論を通じ、なぜ私達が3月14日以降何を措いても海水をぶち込んでも冷やせといって来たかを端的に証明する資料になると思います。

灯台下暗しで、意外に福島県民はこの小林先生のデータを知らないと思いますので、本日中に公開でこのデータを福島、東北地区の方々にも先行して流しました。この添付データの公開については紹介者を通じ小林恒夫先生の了解は、福島医大、小林先生制作のものであることを明示する事を条件に、取ってあります。このため、このメールを再転送、あるいは引用される場合は佐々木まで連絡下さい。


三猿追放:読めザル、聞けザル、話せザル

三猿追放:読めザル、聞けザル、話せザル

とかく3月11日地震発生以降の一連の福島第一原発を巡る動きが政争の具に利用されています。今回のデータは3月11日以降何が起こり、どうした状態にあり、なぜ菅首相、海江田経産相がなんとしても冷却を意図して来たか如実に示すデータと私は判断しています。又、今回は添付していませんが、1990年当時日本の原子力関係者によって米国ニュークリアソサイアティー投稿され掲載された「安全な原子炉設計への提言論文」(固有安全炉の概念設計:1990年、「Nuclear technology」(A JOURNAL OF THE AMERICAN NUCLEAR SOCIETY))を入手しました。この論文ではSIA評論が繰り返し力説して来たと同様な思想に基づく「冷却のための電力や配管、ポンプが破損しても重力や毛細管現象を使った冷却装置」が既に提案されています。この論文をご希望の方は佐々木まで連絡下さい。データ容量11メガを超えていますので会員宛にも添付しません。

尚、SIA評論の常任執筆者宇田司郎氏からも、一連の小沢氏とそれに連なる政治家、マスメディア人達の常軌を逸した無知な国民を愚弄する動きに厳しい意見が寄せられていますが、追って公開します。

佐々木

今回の小林恒夫先生の資料は4月19日にも付言し、その中で以前の評論を再引用し繰り返し説明した内容とも一致する資料と判断していますので、以下を再読下さい。



----- Original Message -----
From: SIA Inc.
Cc: ()SIA:国際業務のコンビニ 語学教育、翻訳、通訳の佐々木インターナショナルアカデミー
Sent: Tuesday, April 19, 2011 8:59 PM
Subject: 110419-SIA情報追伸:?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)追加情報「3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報」

*************
110419-SIA情報追伸:?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)、3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報(講演録画は以下のサイトにあります。)
http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8


SIAの佐々木です。今日4月19日13時11分に送りました「110419-SIA情報:」の追伸として、本日入手した3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報を送ります。

以下、送信者への礼状兼報告です。

3月25日栃木護国神社での医学博士 稲 恭宏(イナ ヤスヒロ)氏の講演情報
******************
稲 恭宏氏の情報有難う御座います。

実は稲 恭宏氏の講演情報については4月5日、ある関係者より届きましたが、事務所引越しのため今週初めまでインターネットの送受信速度が遅かったため見ていませんでした。情報を戴き70分近くの講演を全て見ました。

基本的に彼の所見は正しいと思います。しかし、その後の日本政府のレベル7との発表(チェリノビルと同等)等から、彼自身の発言に疑問を呈する人々も増えると思います。その点では、これ程の人材の信用に疑問を引き起こしかねないこれまでの政府、特に東電の対応には怒りを感じます。

本来、化学プラントや原子力発電所には自衛消防隊が義務付けられているはずです。しかし、3月11日地震発生以降、第一福島原子力発電所の消防隊の活動が一切報道されていません。逃げているのか、これまで何をして来たのか不明です。原子炉の熱を冷ますために原子炉に水を供給するため東京消防庁の消防隊派遣が決まり放水を行いましたが、その際最前線に立って放水作業を本来東京電力の福島原子力発電所の消防隊が行うべきでした。原子力発電所の状況にも詳しく各設備の位置関係も日頃から熟知している彼らが行うのが本来です。万一設備能力不足としても、東京消防庁の消防隊の到着以前に施設内の瓦礫の状況を調べ、対処するといった業務は可能だったはずです。ところが、少なくともマスコミ報道、政府報道、東京電力報道を見る限りこういった対策が取られた形跡はありません。

こういった一例を含めた東電のこれまでの杜撰な対応、情報開示の遅れが結果として折角の3月25日の稲 恭宏氏の講演を台無しにする可能性があるのではと危惧しています。具体的に述べれば4月12日の経済産業省原子力安全・保安院の「福島原発はチェリノビルと同等なレベル7」といった一ヶ月遅れの発表により、稲 恭宏氏の講演での発言が、本質的問題ではない表面的な表現上の違いからくる事実誤認と見なされ、政府発表との矛盾を指摘され、結果として一部の関係者の無知による攻撃の対象となっているのではと危惧しています。

こういった今回の東電、及び原子力関係者の様な無責任な人々を結果として擁護する結果と見なされかねない勇気ある発言をする場合には、ある程度の老獪さが必要です。振り返り見れば私も、40年前の学生時代から散々無責任な人々を結果的に守って来ましたので、以前に比べると私もずるく、老獪となってきました。以前お送りした3月16日の文書(参考のため再添付)がその事例です。以下その一部を引用して置きます。

この講演の中で稲 恭宏氏が繰り返し述べている食品の安全性に関して言えば、福島の農産物、その象徴的なトマトの問題があります。カゴメ、デルモンテは4月10日福島農協との2011年分のトマト契約破棄を通告しました。これに関し、微力ながら一部のメーカーに働きかけ対応を検討しましたが、今一つ地元福島の関係者の意向反応が不明で、反応が乏しく、現在はほったらかしています。「天は自らを助くる者を助く」です。福島の農協、その他地方自治体関係者や稲 恭宏氏を直接ご存知の方、佐々木まで連絡下さい。

***************
しかし今回の場合は、制御棒は有効に機能しており、問題は熱の冷却です。この冷却機能が無くなったため、高温になれば当然融解しますし、その一連の反応の中で水素が分離され水素濃度が高まり酸素と触れ、ある刺激が加わると水素爆発が発生します。これが今回の事態です。

しかし、水素は軽いため建屋上部に堆積しており、建屋上部が吹っ飛んだのはこの理由です。しかし燃料棒は原子炉格納容器の中にあり、この容器は頑丈です。最悪の場合、現在伝えられている高熱で融解したといわれる(?)燃料棒の一部は溶融し原子炉格納容器の底に沈むか、上部に浮遊するかはここは私には不明です。

さて、最悪の状態で仮に原子炉格納容器そのものが完全に破壊された場合はどうなるか。この場合は放射性物質が飛び散ります。

ここで留意すべきは放射性物質は放射線そのものではなく、放射線を出す能力を持った物質です。このため洗い流せばすみます。更に最悪の事態はすっかり高濃度、多量の放射性物質に囲まれてしまった場合です。この場合は、そこにいる間放射線を浴び続けます。この浴びることになる放射線量が問題です。

現在医療で使われているCT(6.9ミリシーベルト:日経新聞3月16日一面記事)やPET(2-3ミリシーベルト)で浴びる放射線量は結構な量です。この辺は皆さんの手短なデータでは、本日の日経朝刊一面が一番解り易く解説されています。

何事も、日頃の準備の無い人、組織は役に立ちません。私共SIAの関係者が比較的冷静なのは、チェリノビルの事例も英語教育の一環で教え、そのドキュメンタリー(核反応が制御不可能となった事例)も教材として使用し、当校で学ぶ医療関係者のその後のチェリノビル周辺の追跡医療支援活動報告会も開催しています。このチェリノビルの状況とは今回は明らかに違います。

このため、仮に核燃料棒の一部飛散が万一あっても、放射性物質の飛散は限定的で、現在危惧されている様な事態にはないと判断しています。ただしこの事態が実際に発生すれば東電社長、その他経営陣は辞任、社員は全て給与半額にしないと庶民感情は納まらないと私は思います。
***************

以上ご参考。

佐々木

110419-SIA情報:?1946年出版Pearl BuckのThe Big Wave
?低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)

SIAの佐々木です。会員限定で情報を送ります。

?1946年出版Pearl BuckのThe Big Wave
Pearl Buckの作品、The Big Wave, Pearl S. Buck 『つなみ』(径書房刊)のYoutube掲載ビデオです。Pearl Buckの1946年出版のこの作品のビデオはいくつかありますが、これは私の高校の後輩が、企画に絡んでいた関係で、Youtubeアドレスを送って来ました。
http://www.youtube.com/watch?v=uiIbBiUnMxs

以下は私が調べたWikipediaからのコピーです。原作は1946年出版というのが実に良いですね。
Kino lives with his family on a farm on the side of a mountain in Japan while his friend, Jiya, lives in the fishing village below. Though everyone in the area has heard of the Big Wave, no one suspects that when the next one comes, it will wipe out Jiya's entire family and fishing village below the mountain. Jiya soon must leave his family behind in order to keep the fisherman traditions alive.

Jiya, now orphaned, struggles to overcome his sorrow and is adopted into Kino's family. He and Kino live like brothers and Jiya takes on the life of a farmer. Then he is wanted by Old Gentleman, a wealthy man. Even when the wise Old Gentleman offers Jiya a wealthy life at his rich castle, Jiya refuses. Though Jiya is able to find happiness again in his adopted family, particularly with Kino's younger sister, Setsu, Jiya wishes to live as a fisherman again as he comes of age.

When Jiya tells Kino that he wishes to marry Setsu and return to the fishing village, Kino fears that Jiya and Setsu will suffer and it is safer for them to remain on the mountain as a farmer, thinking of the potential consequences should another big wave come. However, Jiya reveals his understanding that it is in the presence of danger that one learns to be brave, and to appreciate how wonderful life can be.

低レベル放射線被曝の健康への効果(ホルミシス効果)

ご参考として添付しましたのは、低レベル放射線被曝の健康への効果を述べたものです。米国ではモルモットを使った実験等で1980年代からこういった内容をマスメディアでも伝えられていましたが、日本では3年ほど前朝日新聞が取り上げたそうですが、私自身がこの25年間、日本のメディアで見たのは日経で一部簡単に触れてあるのを見ただけです。以下に報道、科学データ取捨選択の段階でバイアスが掛かっているかの証です。以下はこのデータを送ってくれた知人の4月18日に届いた添え書き(佐々木一部変更)です。併せてご覧下さい。

***********
 4月17日の某テレビ番組で放射線生物学?が専門の大阪大学名誉教授の先生が、低レベルの放射線を浴びるとがんの発生率が下がるという説明をされました。その根拠となる数例の研究のなかに前に見たことがあるものがあるなと思い、捜したところ、2年ほど前にコピーした放射線ホルミシスの提唱者であるトーマス・D・ラッキー先生の講演要旨が出てきましたので参考にお送りします。

要旨のなかで記されている「3.台湾での調査研究」などがテレビで紹介されていました。

 なお、東京理科大学の高橋希之先生は、同じ固体で同じ線量でも、ホルミシスが成立するためにはある条件(完全には覚えていないので記しません)が合致する必要があると言っておられます。すなわち確率の問題だということです。薬と同じです。昨日の解説では、そこには触れておりませんでした。大阪大学のその先生がホルミシスが100%成立すると確信していれば別ですが、確率の問題だと分かっていて触れなかったとすれば視聴者に誤解を与える可能性があると思いました。

 元放射線医学総合研究所の館野之男先生の「放射線と健康」(岩波新書;但し、絶版かもしれない)にもホルミシスをにおわせるデータが載っております。館野先生との雑談した折、その新書が出版された時は、放射線医学総合研究所内で悪書と言われ酷評されたが、今では、多くの研究者に支持されてきていると仰っておられました。
***********


SIA評論の購読者拡大(年会費6千円)を進めています。見なさのご存知の方で講読希望者がいましたお知らせ下さい。

4月1日移転新事務所のご案内

〒450-0002
名古屋市中村区名駅3丁目23-6
第二千福ビル2階
052-566-5526, Fax & T 052-566-5528
桜通に面し1階AU携帯ショップ ナゴヤキャッスルプラザ向い
JR名古屋駅桜通口直進徒歩5分(約400m)
地下鉄名古屋駅下車3分 地下街ユニモール10番出口右前、12番側 佐々木携帯090-6464-5526(Softbank)


佐々木 賢治
SIA Inc. Sasaki International Academy

ちょっと困ったときの国際ビジネス、翻訳、通訳、語学教育のご相談は
国際ビジネスのコンビニ、プロフェッショナルハウスSIA!
佐々木インターナショナルアカデミーへ!


********************
国際ビジネス、語学のプロフェッショナルハウス
佐々木インターナショナルアカデミー
〒450-0002
名古屋市中村区名駅3丁目23-6
第二千福ビル2階
052-566-5526, Fax & Tel 052-566-5528
siabest@sun-inet.or.jp
http://www.sasaki-international-academy.com/
★ 語学教育、翻訳・通訳、国際ビジネスはSIA
********************



PHOTO

RSS2.0

login

a-blog cms