2011.05.13

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

名古屋商工会議所 那古野2011年4月号(大) 国際ビジネスのコンビニ、翻訳、通訳、語学教育のご相談は国際ビジネスのプロフェッショナルハウスSIA

公開110511-SIA評論:東北地震・津波災害より2ヶ月:参考資料-原子力問題(広島原爆被災者の死因:広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線)、及び諸外国の動き(インド)

お早う御座います。SIAの佐々木です。昨日、SIA評論講読会員に送りましたメールの一部を一般公開で参考に送ります。一般公開のため資料は添付していませんが参考になれば幸いです。

----- Original Message -----
Sent: Wednesday, May 11, 2011 6:38 PM

SIA評論会員各位:

110511-SIA評論:東北地震・津波災害より2ヶ月:参考資料-原子力問題(広島原爆被災者の死因:広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線)、及び諸外国の動き(インド)

東北地震・津波災害より2ヶ月が経過した。地震、そのものは避けがたい自然現象としても、その後2ヶ月間の対応は「覚悟と備えさえあれば違ったものとなった」のではと残念な思いに駆られる事例に満ちている。覚悟と備えに関しこの3日間で届いた情報を添付送信し、皆さんの参考に供したい。

その理由は、覚悟と備えは表裏一体の関係にあり、現在日本社会の中に潜む覚悟の無さに大きな問題があると考えるからである。元々の日本社会は日本的仏教思想、神道思想と相俟って自然と人間とは一体の存在と捉え、日頃より覚悟を培って来た。この覚悟が日本社会の伝統であり、知恵であった。その哲理を平易に表した名文、名作も方丈記、平家物語を初めとし実に多い。以下、鴨長明、方丈記の一節。

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「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れ(やけイ)てことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。」
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平家物語においても、同様な精神が語られている。
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祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ
遠く異朝をとぶらへば
秦の趙高(てうかう) 漢の王莽(わうまう) 梁の朱イ 唐の禄山
これらは皆旧主先皇の政(まつりごと)にもしたがはず
楽しみをきはめ 諌(いさ)めをも思ひ入れず
天下の乱れん事を悟らずして 民間の愁(うれ)ふるところを知らざつしかば
久しからずして 亡じにし者どもなり
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今回の震災で2万5千を超える人々が亡くなったと報じられている。しかし、既に二ヶ月が経過している。何時までも感傷に耽り過去を追憶するだけの日々を送る事は許されない。この事は、上記引用の二文が裏返して我々に語りかける哲理でもある。2011年5月11日現在、実はこの間、既に震災以外の理由により20万前後の人々が亡くなっている。日本の年間死者数は2010年119万4千人(前年比5万2千人増)。高齢化により2011年はその数が更に増えることは間違いない。月10万人が亡くなっていると見て間違いではない。私事となるが実はこの5月2日午前事務所で勤務中、私の生母逝去の報を受け、5月2日深夜名古屋を経ち5月3日1時からの葬儀に参列した。身内だけの少人数の葬儀であったが会場で、私の頭を霞め心に浮かんだの空也上人の像であった。

さて添付資料の説明をすると、
インド関係資料が2点:(日本語に大変通じたインドの方からの記事連絡)
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47% of young Indian women marry before 18
India to hire 10,000 teachers from Taiwan

この二つの記事情報をどう捉えるかは、読者各々の評価にお任せするが、善悪は別として若く、ダイナミックな成長を遂げるインドの姿を語りかけていると私は捉えている。

広島原爆関係情報1点:(送信者から送付状を以下引用。)
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日本アイソトープ協会が月刊で発行している冊子の最新号(2011年5月号)に近藤宗平大阪大学名誉教授の解説文が載っておりましたのでお送りいたします。貴兄がたびたび話されていた「広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線」に関してです。
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この添付資料(広島原爆被災者の死因:広島の急性原爆致死症の主因は爆風と熱線)をご覧戴ければ、客観的別途資料であるが、20年以上に渡り私がSIA評論、又講演の場で述べて来た事と一致する内容である事を理解戴けると思う。

何れの資料も、SIA評論への多くの情報提供者から送られて来た情報の中から一部を選んだものである。持つべきものは友人、ネットワーク、情報と改めて思った次第。以上。(佐々木 賢治)
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これは、SIAが電子メールで発行するSIA評論2011年5月11日号の一部を公開したものです。講読ご希望の方は、SIAまで申込(年会費6千円)下さい。SIAではSIAオリジナル記事の提供、各種講演会企画、講師派遣、大学・各教育機関での授業企画も行っています。お問合せはSIA佐々木までどうぞ。

佐々木 賢治
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2011年4月1日新事務所
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